健康ブログ~手荒れ~

  • 名古屋ショールーム
  • スタッフブログ

冬のこの季節は、いつもと同じような生活をしていても、手が荒れてしまうことが多いと思いませんか。

実は、先日のことですが、なんだか手が乾燥してカサカサしているなあと感じていたところ、食器を洗って、手を拭くとタオルに血が点,点と付いていて、驚きました。慌てて自分の手を見ると薬指の第一関節辺りがひび割れていました。

 

そこで、今回は手荒れについて調べてみました。

冬に多い「ひび割れ」や「あかぎれ」の原因は、ご想像通りかもしれませんが、先ずは空気の乾燥です。

それに加えて、洗い物をするときにお湯を使うからです。

 

空気の乾燥は、皮膚の弱いところの水分がなくなり、皮膚のしわに沿って浅いひび割れができ、やがて深いひび割れにつながっていきます。関節など動きの多いところが負担を受けて割れてきます。

洗い物をするときにお湯を使うのは、冬は温かく作業をしたいですし、食器の油を落とすためにも水温を高めにしてしまいがちです。そうすると食器の油と同じように、手の脂分も一緒に抜けてしまいます。

 

手の水分と脂分は皮膚のつくりをきめ細かく頑丈にする働きがあるのです。

しかし、冬はその両方を失い易いので荒れてしまうのですね。

 

ヒリヒリと痛いひび割れを作ならないように、日ごろから手をいたわることが大事です!

 

水仕事の適温は体温に近い温度。ぬるいと感じるくらいの34℃~36℃が良いそうです。

冷たいと手の血行が悪くなり、肌に悪影響を及ぼします。

 

お水やお湯を触った後は、なるべく早く保湿をしましょう。

また、日ごろの予防として、手を拭くとき、ゴシゴシこすり過ぎず、手に負担が少ない方が良いですね。

更に、指先の荒れがひどい方は、少し爪を伸ばすことで指先への負担軽減につながります。

 

暦の上では春ですが、しっかり手荒れ予防をして、この冬を乗り越えたいですね。