あの日
義父は14年前の冬に他界しました。
あれから毎朝、仏壇の前で掌を合わせています。
そして、数年経った春にあの日が来たのです。
あの日はあの日です。
末娘が高校生で、往復夜行バスで遊びにいき帰宅する朝のできごとです。
その日の朝もいつもと同じように仏壇に掌を合わせ、ただ、いつもと違うのは「娘が無事に帰宅しますように」とつぶやいたことでしょうか。
すると、仏壇に灯したロウソクの火が風も無いのに揺れたのです。
ずっと前に、霊感の強い知り合いからそういう現象がみられることがある、と聞いたことがありました。
確かにそこにご先祖様が来ていて、『大丈夫、心配するな』って言ってくれてるので何にも怖くないよ、
というようなことだったと思います。
こうやって(たぶん)義父が私の前に現れたのは初めてで、ちょっと嬉しい気持ちにもなりましたが、
「おじいちゃん、私、そこまで心配してないよ。」と言いたいくらいでした。
義父が言う通り、娘は私の出勤前には帰宅して無事を確認することができました。
ところが、ところが、この日の14時46分です‼️
あの、未曾有の大地震❗️
娘の友達の中には、1日遅れで遊びに行って、足止めをくっている人もいると、とても心配していました。
朝の仏壇のロウソクの意味はコレ⁉️
たまたま だったのかも知れませんが、見守られているんだなぁ、と感じました。
その後、もう一度ロウソクが揺れた経験をしましたが、どんな意味かはわかりませんでした。
『頑張れよ!』ってことかな、と勝手に解釈しています。
ちなみに、義母の前には何度も現れているらしいです♡
名古屋インター店 伊藤ヾ(๑╹◡╹)ノ”