星よりも
最近は夜空をゆっくりと眺める機会もそうそう無いが、先日周りに明かりがない場所で久々に星を見るとやはりハッキリクッキリしていて力を感じ、うれしかった。
星と言えば2001年だったろうか、しし座流星群を見た時のこと。
午前3時過ぎがピークとのことだったので早めに子供達を寝かせ、ベランダにテントを建てて、温かいものを準備して午前3時に子供を起こした。
いつもと違うことに子供は大興奮!!夜中に起きたらテントが出現していて流星群どころでは無い!!
テントから出たり入ったり、中に置かれたひざ掛けにくるまり、温かいお茶を飲んでまさにキャンプ状態。
そんなことをしていると星がいっぱい流れ始めた。
しかし、娘は流星には全く興味を示さず、テントに入ったまま。
私も目的を忘れそうな状態だった。
なので流星群に感動したと言うよりも背中の方ではしゃぐ子供のことが気になって夜空を眺めるよりも後ろを振り返っている時間の方が長かったような気がする。
でも今となっては、この先も流星群を見る機会はあるかもしれないが、あんな無邪気に喜ぶ子供の姿を見ることはできないだろうから、とても貴重な思い出となった。
スタッフ C