「お口の健康」後半です。

今回は歯並びと寝姿勢との関係です、私は「うつ伏せ寝」に寝るのが好きです。

しかしこの寝姿勢は顎には大きな負担がかかっています

「うつ伏せ寝」だと頭の重さなどで8～９㎏の負担が顎にかかっています

顎は歯の大切な土台ですので負担がかかり続ける事は前歯や奥歯に悪影響を及ぼします

そして顎の負担は顎関節症の原因にもなります。

では「横向きは寝」はどうでしょうか、横向きは下になっている歯へ圧力がかかります

下側になっている歯が内側に押し込まれかみ合わせに問題がでてきます。

そして毎日同じ方向の横向きは下側にしている方の筋肉の影響で顔がゆがんでしまう危険性があります。

理想の寝姿勢は「仰向け寝」です

顎や歯に負担が少なく、体にかかる圧が均等に分散されるので全身の血流も妨げない寝姿勢です。

では理想の寝姿勢にするにはどうしたら良いでしょうか？「仰向け寝」でグッスリ寝るコツは・・・

・自分に合う枕を見つける(一般的には男性や運動をする習慣のある方は高めのまくらを、女性やお子さん小柄な方は低めが合うと言われています、マットや枕と自分の頭や肩・体の隙間を埋められる物が良いです。「仰向け寝」と「横向き寝」とは合う枕が少し違うので注意して選びましょう)

・寝返りしやすい寝具を選ぶ（へたっているマットレスはNGです）

・膝の下に硬めの枕を置く(背中を正しい位置に整えますので気になる方はお試し下さい)

・寝る前のストレッチも良いです

お口の健康という事から「仰向け寝」をお勧めしましたが「仰向け寝」は最良の寝る姿勢と言われています

顔が枕に当たらないので吹き出物やシワができにくく、胃酸の逆流という消化管のトラブルもおきにくいです

そして背骨にも安心な姿勢です。

「仰向け寝」で寝るために寝具を考えてみるのはどうでしょうか・・・