スタッフブログ ~親孝行?~

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私には兄ひとりと妹が3人います。

10年前に母が亡くなり、毎月だいたい月命日のころ、残された父の居る実家に集まるようになりました。(殆ど女子4人でしたが。)

ひとりぼっちになった父の様子を見がてら、母の墓参りをし、父とランチをするのが毎月の楽しみになっていました。

 

そして3年前父が逝った後も、姉妹での墓参りは続けています。

その延長と言うのかわかりませんが、姉妹はお互いに子どもに手がかからない歳になっているので、「みんなでどっか遊びにいこうよ。」と誰からともなく話がまとまり、時々日帰り旅行に出かけるようになりました。

 

あの暑かった今年の夏は 長良川鉄道の観光列車『ながら』に乗って郡上八幡をちょっとだけ観光してきました。

『ながら』は、あのJR九州『ななつぼし』と同じ三戸岡鋭治氏がデザインした列車です。

 

 

また、昨年秋には丹後鉄道の観光列車『くろまつ』に乗って、天橋立駅から車内で優雅な食事をしながら西舞鶴駅まで ”海の京都”を望むことができました。

この『くろまつ』も三戸岡氏のデザインでした。

どちらの車内も天然木を贅沢に使い、とても落ち着いた雰囲気がとても心地よかったです。

観光列車は妹の一人が観光列車に乗るのが好きで、たまたま2度続けて乗るチャンスにめぐり合えました。

こんな風に姉妹の誰かの興味に付き合う目的地や体験は新鮮で楽しくてたまりません。

 

・・・そうそう、話を両親のことに戻すと、

父も母も、姉妹が揃って、「楽しそうに何かをする」様子を空から見て、笑顔で喜んでいるに違いありません。

 

「親孝行したい時分に親はなし」と言いますが、確かにその通りでしょうね。

でもサ、この世にいなくたって、「生きていたら喜ぶだろうな~」と想えるようなことするのも親孝行にカウントしてもいいんじゃないかなぁ。

 

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