スタッフブログ ~目指し、悟り、応援するまで~

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3月9日、名古屋ウィメンズマラソンが行われました。

沿道での応援を初めてしたのは、千種区にマニフレックス名古屋ショールームがオープンして最初の3月、第6回大会でした。

実に実に多くのランナーが店舗前コースを走り抜けて行きます。

 

大会の日は1時間ほどレース見学を楽しみ、長久手の名古屋インター店に戻るという、ちょっと「え⁈」と思われるようなことを数年やっておりまして・・・余談ですが、交通規制に引っ掛かり通行止めエリアから脱出できず、泣きそうになったこともありました。笑

1万人以上もの人々がフルマラソンのゴールに向かって走っている姿を目の当たりにし、「自分も挑戦してみようか」という気持ちが内緒だけど芽生えてしまいました。

私の心の内など絶対に知らないはずなのに、「Iさんも、走ればいいのに」「Iさんのことだから、出るからにはフル(マラソン)って思うんだろうね、ハーフだって、10㎞だっていいのに。」って何気に背中を押してくる友がいました。言われたことは実のところ図星です。「どうせ出るならフル、しかも1秒でも速く」ハハハ、何様なんでしょう。

 

が、先ずは運動不足解消のためと理由をつけて、通勤片道6㎞を歩くことから始めてみた。しかし、春でも少し歩けば汗だくになる。すぐに夏が来て、暑さに簡単に負けて、「来年こそは!」と切り替えて、今年は自分を甘やかす。こんなことを数年繰り返し、還暦RUNを目指してみたけれどやはり夏が越せない。

 

もう、変なこだわりは捨てて、シティマラソンの「ハーフ」にエントリーをしました。  が、年末、なんだかふくらはぎが、、、イタイ。テーピングをしてもらったり、サポーターで保護したりして少しは走ってはいたもののやっぱりイタイ

思い出しました!高校時代、窓を全開にしてバスケ部が朝練をしている体育館の横を通るとき、いつも見えていた名言(モットー?格言?)は暗記してしまうほど心に残っていることを。

『できないのはやらないからであり、努力と信念が足りないのである。/並みにやれば並みにしかならない。並み以上にやれば並み以上になれる。』

そして、悟りました。私には参加して完走するゾ!という強い意志が無いことをやっと認めました。

 

そんなこんなで今回は「ボランティアとして参加しよう」と決めました。とは言え、いつもと違う何かをするのはちょっとエネルギーが要りますが今回は仲間がいたので迷う時間もさほどなく、一歩前へ進めました。

早朝の手荷物預かりの係で、スタート前のランナーさんに応援の言葉をかけると、「今回はタイム上げるからねー!」とか「ありがとう」とか返してくださる笑顔がたまりません。自分が何かをして、誰かの笑顔を見られるのがとても嬉しいです。フルマラソンを走るくらい(走ったことないけど)有意義な時間でした。

あれから10年、長い長い時間がかかりましたが、これからもボランティアという形でウィメンズマラソンに参加したいなあと思っています。

 

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