健康ブログ~座り方を見直しましょう
肩こりや腰痛はありませんか?
デスクワークやオンライン授業が増え何か月も過ぎました、最近「肩こりがひどくなった」「腰痛になってしまった」という方増えているそうです。
肩こりや腰痛の原因が座り方だけではないと思いますが・・ご自分の座る姿勢を見直しましょう。
まずは骨格の話です、人間の背骨は頸椎7本・胸椎12本・腰椎5本の24本からなる骨が
S字カーブを描いて積み重なっています。このS字カーブが衝撃を和らげる役割をしてくれています。
このS字カーブ姿勢を維持することで立っていても 座っていても 寝ていても体への負担が少なく、肩こりや腰痛がおきにくくなります。
座っている時間が長いと、しらずしらずの内に座り姿勢が悪くなります。
次のような姿勢はNGです。
1.足を組む(股関節の動きが悪くなったり骨盤がずれるという事がでてきます)
2.猫背(現代人の8割が猫背と言われています、猫背とは背中が丸まり肩や顔が前にでた姿勢をいいます)
3.頬杖をついて作業をする(顎に頭の重さの負荷がかかりかみ合わせが悪くなったり、歯並びが悪くなります)
4.背もたれに寄りかかって座る(この姿勢は猫背になりやすく、腰に負担をかけます)
5.腰がそった状態で座る(血流が悪くなり、腰痛の原因になります)
6.前のめりに座る(約6Kgある頭部が前にでていき、猫背を重症化させます)
7.足が床に着いていない(足を伸ばしたり、つま先だけ付けていたり、足首を組むのはよくありません、足の裏はしっかり地面につけてください)
正しい姿勢で作業をすれば血流も良くなり、全身に血が巡り効率もアップします。
正しい座り方は椅子に深く座り、左右の座骨をしっかり座面につける、肩と膝は水平になるように・・・
姿勢でとても大切なのは骨盤です、骨盤をしっかりとたてましょう。
クッションなどを上手に使ってください。
しかし長い間この姿勢を維持するのは大変です(筋力がないとできません)
そんな時は30分~1時間ごとに立ち上ったり、歩いたり、体を伸ばすなどして筋肉を動かして下さい。
姿勢が悪いと肩こりや腰痛の原因だけではなく、腹部辺りがつぶれるため内臓への負担もでてきます。
ご自分の立っている姿、座っている姿を一度鏡で見てチェックしてください。
急に姿勢を変えるのは大変です・・頭の片隅に「姿勢気を付けよう」と入れておいてください。
姿勢が良くなると、若くみえますよ。