「睡眠」と「便秘」関係ある?
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年最初の健康ブログは「睡眠」と「便秘」...関係あるんでしょうか?
お正月、「お餅の食べ過ぎで便秘?」になっていませんか?
そもそもお餅はもち米で作られているので主成分は「でんぷん」です。これは消化されやすいものなので、決して便秘になりやすい食材ではないはずです。
けれど、ついついお餅だけでお腹がいっぱいになり、食事を終えてしまうことはありませんか?食事がお餅だけになってしまうとほかのおかず、特に食物繊維を食べる量が減ってしまうとお腹の中で餅同士がくっついて、排出されにくくなるのです。
食物繊維と水分をしっかり摂るのは便秘を解消する方法として広く知られていると思いますが、「睡眠」も大切なんですよ。
便は腸の「ぜん動運動」によって腸内を移動し体外へと押し出されます。副交感神経が優位になるとぜん動運動も活発になると言われます。副交感神経が優位になるのはリラックスしている時や睡眠時。ぐっすり眠っている間に腸がしっかり動くことで翌朝に便が出やすくなるというわけです。
睡眠時にストレスを感じたり、眠りが浅かったり、寝不足だったりすると、睡眠時であっても交感神経の方が優位になって、腸の動きが鈍くなり、腸が便を押し出す働きも低下します。
「睡眠」と「便秘」は両方とも腸のぜん動運動と大きく関わっているようですね。
お風呂でゆったりリラックス。
パジャマに着替えて、夜更かしやめて早めに就寝。
パソコンやスマホもそこそこに。
就寝前の軽~い運動でリラックスして副交感神経を優位にさせて。
ぐっすり おやすみくださいね。